東日本大震災から13年、屋根と外壁の塗装を決断
神奈川県横浜市M様の屋根・外壁塗装

築25年のご自宅の屋根・外壁塗装を決断されたM様。
13年前の施工から今回の再塗装に至るまでの経緯や、施工の感想についてお話を伺いました。
「13年前に東日本大震災があり、その影響で屋根のズレや細かな傷みが出てきました。当時は震災による影響かどうかははっきりとは分かりませんでしたが、築11年を迎えたころから塗り替えの時期かなと考え始めていました」
M様は、当時建築士であったご主人とともに、定期的なメンテナンスの重要性を認識していたそうです。
しかし、その後ご主人を急病で亡くされたこともあり、「これからは自分で家を守っていかなければ」と強く思うようになったと言います。
「夫が生前、『そろそろ塗り替えだな』と言っていたのを思い出し、ようやく重い腰を上げました」
施工業者を探すにあたり、M様は区役所で開催されていた住宅メンテナンスに関する情報をチェック。
信頼できる業者を慎重に選びました。
「何社か見積もりを取りましたが、安すぎる業者は逆に不安でした。最終的に、価格だけでなく施工内容や説明の丁寧さを重視して業者を決定しました」
見積もりは他社と比較して適正価格でしたが、「長持ちする施工をしてもらうことが大事」と判断し、屋根・外壁塗装の依頼を決定。
前回の塗装時は写真による診断が中心でしたが、今回は最新のビデオ診断を導入。
「屋根の上に上がって細かく映像を撮影してもらいました。写真では分からなかったヒビやひび割れが映像で鮮明に見えたので、これはやらなければと思いました」
また、スレート屋根の耐用年数についても調査したM様。
一般的に10~30年が寿命とされるスレート屋根の中でも、M様の屋根は25年を迎えていたため、「塗り替えをしてもあと5年ほどが限界」と判断したそうです。
「自分でも調べましたが、2002年以降のスレートにはアスベストが使われていないと知り、築年数から考えても次の補修時には葺き替えが必要だと納得しました」
施工中の職人の対応についても、M様は大変満足されていました。
「屋根担当と外壁担当が分かれていて、それぞれが専門的な作業をしてくれました。工事の進捗状況は毎日の交換日記で報告され、どの作業がどこまで進んでいるのかが一目で分かりました」
交換日記は13年前にも導入されており、今回も同様の形式で続いており、「すごく分かりやすかった」とのこと。
「職人さんは無駄なおしゃべりをせず、静かに仕事をしてくれていました。足場の解体時に小さな傷がついてしまった箇所があったのですが、すぐに気づいて補修してもらえたのも安心でした」
また、ご近所の方から「作業がとても丁寧で、職人さんが一生懸命やっているのが伝わった」と評判が良かったことも嬉しかったそうです。
M様が選ばれた外壁の色は13年前と同じセージグリーン。
「息子たちが『前と同じ色がいい』と言ったので、そのままにしました。屋根の材質が変わったので、若干色味が違って見えますが、明るくなってとても気に入っています」
施工が終わった家を見たご近所の方から、「次回、うちもお願いしたい」と言われたことも大きな満足につながったそうです。
最後に、M様から今後の屋根・外壁塗装のメンテナンスに関する提案をいただきました。
「次の施工までの期間が13年と決まっているわけではないので、7~8年後に簡単な点検があると安心ですね。『あと何年持ちそう』と専門家に診断してもらえると、計画が立てやすいと思います」
また、「屋根や外壁のセルフチェック方法を紹介するニュースレターがあると便利」とのご意見もいただきました。
「チョーキング現象(塗装が劣化して粉が付く現象)についても、前回の施工で教えてもらってから気にするようになりました。『そろそろ塗り替え時期かな』と自分で判断するための情報が定期的に届くと助かります」
M様、この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。震災を乗り越え、ご自身で大切なご自宅のメンテナンスを決断されたことに敬意を表します。
今回の施工にご満足いただき、ご近所の方からも高い評価をいただけたことを大変嬉しく思います。今後も屋根・外壁のメンテナンスについて気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。