春の外壁塗装・
屋根塗装の注意点
塗装で失敗しないための第一歩とは?
春は塗装の繁忙期
年が明け、大寒が過ぎ、2月の節分をすぎると、徐々に気温も上がり春に向かっていきます。
気温の上昇につれて人々の活動も活発になってきます。
外壁塗装、屋根塗装においても真冬に比べれば施工はしやすくなってきます。
冬の外壁塗装、屋根塗装でお伝えしたとおり、霜などがなければ安全性の確保もしやすいですし、
塗装開始のタイミングに神経質にならなくても大丈夫です。
段取りもしやすく1日で塗装できる面積も広くなります。業者としても春は稼ぎ時となります。
春は塗装シーズン
お施主様も春に合わせて外壁塗装、屋根塗装を計画する方も多いです。
早い方だと前年の秋ごろから検討をはじめられるようです。
絶対に春までにという方はやはり1月、2月頃から検討を開始しないと間に合わなくなります。
時期にこだわりがなければ春のタイミングで検討をはじめるのは良いです。
先に述べたように業者も春のシーズンに合わせて販売促進をしているので
チラシやイベントなど情報収集がしやすくなるからです。
春と秋は塗装のシーズンと言われています。業界全体で見ると塗装をする方が増えます。
様々な業者と出会う機会が増えますのでお施主様としては業者選びが逆に難しい時期とも言えます。
見積もりをたくさんとっても
「失敗しない」とは限らない
業者選びで大事にしていることはなんですか?人それぞれ判断基準があると思います。
リフォームの本には「最低3社以上見積もりを取ること」と書かれていたりします。間違いとは言い切れませんが、外壁塗装ではすごく正しいとも言えません。不良施工が起きる原因は見積りを複数取るだけでは解決できないからです。
- ① 感情的な部分を重要視する
- 例えば、感情的な部分を重要視される方もいると思います。もちろん大金を払うわけですから、感情面は一番大事と言っても過言ではありません。「営業マンが気に入った」「親しい人に紹介してもらったから」「ここまでしてもらって悪いから」そんな理由で業者を選ぶ方もいると思います。しかし、これでは不良施工はなくなりません。
- ② 客観的なデータで選ぶ
- 客観的なデータで選ぶ方もいると思います。「耐久年数が1番長い塗料を扱っているから」「一級塗装技能士の資格を持っているから安心だ」「保証の年数が長いから」「アフターフォローの制度がきちんとしているから」こんな選択基準もあると思います。しかし、これでも不良施工はなくなりません。
- ③ 費用問題
- さらに、ここに費用のことが加わるので更に業者選びが難しくなります。もちろん費用は大事です。安くない買物をするわけですから、誰しも少しでも安いほうがいいと思うのは当然です。
しかし、ここに大きな落とし穴があることは殆どの方が知りません。その落とし穴とは何か?見積もりに掲載されている施工面積が正しいとは限らないということです。施工面積が間違っていたら、いくら職人が良くても、塗料が良くても、価格が良くても、保証が良くても不良施工が起きる可能性は高いままです。
塗装で失敗しないための第一歩とは?
ここまでお伝えすると塗装で失敗しないための第一歩とは、自分の家で塗装をする外壁や屋根の正しい施工面積を知ることだということがわかっていただけたと思います。正しい施工面積がなければ金額の検討も、塗料の検討も、保証の検討も意味のないことだとわかると思います。一旦、外壁塗装、屋根塗装の一連の流れを見てみましょう。
正しい施工面積を知るには新築を立てた時の図面があることが一助となります。それがない場合は現地調査と見積もり作成が大事です。現地調査は有資格者が行うことが望ましいです。そのデータを元にCADを使い積算することで施工面積がわかります。
正確な施工面積があるからこそ適切な塗料の量がわかり、それを反映した見積もりが出来上がるわけです。 ポイントをまとめると以下になります。
- 業者が持ってくる見積もりの施工面積が正しいとは限らない
- 有資格者による現地調査(診断)
- その調査に基づいたCADによる積算で正確な施工面積を知る
- 施工面積に基づいた適切な量の塗料での見積もりをもらう
正確な面積を知った上でそれをベースに各社に見積もりを取ることができれば比較検討もしやすいです。
外壁塗装、屋根塗装では「正確な面積を知る」という第一歩からはじめることをオススメします。
ヤネカベでは有資格者の映像診断、外装リフォーム専用CADによる施工面積の積算、ご希望に合わせた複数のお見積もり提出を行っております。