杉並区の屋根・外壁塗装工事
『今までの不信感が払拭された』
東京都杉並区M様の屋根・外壁塗装事例
外観 M様との出会い今回インタビューを行ったのは、屋根・外壁塗装を行なった杉並区に在住のM様。家を建てた大手ハウスメーカーにて7年前に屋根・外壁塗装をしたもののうまくいかず、修理してもらえる会社を探されており、ご縁があって杉並区にあるヤネカベにお声がけいただきました。当初あった業者や職人への不信感もスタッフの丁寧な説明と職人の仕事ぶりを見て払しょくされたと語るM様。受注の決め手となったスタッフや職人の対応や、不良施工をなくすための屋根・外壁塗装の提案などについてお話をお伺いしました。
今回の屋根・外壁のメンテナンスについて
屋根と外壁の塗装工事を実施しました。外壁は以前の出来上がりから3、4年でクラック(ひび割れ)が発生しており、気にかけられていたところです。施工前に屋根もチェックしたところ、スレート瓦にクラックや防水性の低下、施工時の不備などが見受けられたため、屋根と外壁の塗装をすることになりました。
初めは不信感から始まったのですが、ヤネカベさんはそういうお客さんが多いのか、実に丁寧な説明でした。担当の方も「そういうお客さんの面倒を見るのが仕事」とおっしゃっていて、何かあれば必ず連絡してくれ、非常に丁寧にやっていただけたと思っています。不信感は丁寧に解きほぐさないと駄目だと思いますが、そういった意味では担当の方は情報をたくさん持っていて、質問しても即答に近い感じで答えてもらえたので、知識が深いなと思いました。
料金は安くはなかったですが、CADを使っての計測に基づく材料費や人件費、日数といったことを全部組み込み、適正な値段をきちんととることが大切だと思います。僕はやり方やプロセスを聞いて「これくらいの値段はするんだろうな」と納得できました。見積りを実際に見て納得すれば、安かろう悪かろうではなく良い方を選びますよ。結局、長く必要な商品はそこで本当に差がついてしまうと思います。安くても納得すればお客さんは払うし、むしろそういうお客さんを探した方が良いと思います。
職人さんは非常に丁寧な方で、自分の仕事に誇りを持っている方だと思いました。毎日の交換日記でここが悪い、ここが良いというのをもらったし、たいへん丁寧な仕事でした。一人で黙々と作業していらっしゃいましたが、中途半端にならないようにきちんとやる、仕事のめどのつけ方はこういうところがプロなんだなと思わされました。
今回、一級塗装技能士という国家資格があるのを初めて知りました。結局のところ、今回問題が発生したのは経年劣化ではなく、施工技術の差があるのだとすごく思いました。ペンキを塗るだけの簡単な仕事に思われがちですが、実際にやってみると技術的な差が出る仕事だということがよくわかりますよ。
一級塗装技能士はそれだけの免許を持っているわけだから、仕事にもプライドがあるし責任を持つ人。それが一番大事だと思います。業界としては一級塗装技能士を安く使わず、きちんと見合う給料を払わないといけないと思います。資格をもっと世の中に広めて評価するようなものを作らないと、この業界はよくならないのではないでしょうか。
業界の課題を解決しようとするには、お客さん本位を徹底すれば良いと思います。悪徳業者を駆逐するには、業界の標準となる考え方や基準料金を世の中に伝えて、きちんと働いている人の仕事を守らなければ、安かろう悪かろうにどんどんなってしまいます。前職は広告業界でしたが、そこでも業界標準を知らず、強引な値引きを求めるお客様がいました。一流のお客様はきちんと払うときには払ってくれます。
大手ハウスメーカーはよかったですが、その下請けにはガクッとさせられました。中抜きが起きているんでしょうね。相見積りをとる際に価格競争が起こると値崩れが起きて、どこかを絞らなきゃならなくなります。そういうときに削られるのが人件費です。下請けが手を抜いたり時間をごまかしたりしてしまうこともあるかと思います。殿様商売を許さず、国土交通省の推進する「いえかるて(住宅履歴情報)」を全員が守らないといけないよう、国がもっと強く言うべきではないでしょうか。
「いえかるて」では過去の施工記録が全部残るので、逃げる業者も出るかもしれませんが、それをきちんと業界標準にしていかなければ駄目だと思いますね。お客さんに「いえかるてはありますか」って聞いて、そこから家の状態や過去の施工記録が分かれば、さらに上のメンテナンスができると思うので、ヤネカベさんが今やってることを丁寧に進めて、世の中にもう少し伝えていったほうが良いのではないでしょうか。
この度はインタビューに応じていただき、ありがとうございました。 営業スタッフをとても評価していただき、会社として大変嬉しく思います。これからもお住まいに合った提案を続けていくと同時に、映像診断や説明などのクオリティを落とさず、今よりも精度の高い診断と施工を提供できるように精進してまいります。