【天気専門】ウェザーマップYoutubeチャンネル
『築10年のお家を雨漏りチェックしたらヤバかった』
に出演しました
2022年10月20日Youtubeチャンネル『築10年のお家を雨漏りチェックしたらヤバかった(池田沙耶香)』に出演しました。
雨漏り診断士が築10年の戸建住宅を気象予報士の池田沙耶香さんと一緒に点検しながら雨漏りのチェックポイントを確認していきました。
この度出演した弊社雨漏り診断士の関口は、NHKの『首都圏ネットワーク』、TBSの『Nスタ』などにも雨漏りについての取材を受けており今回出演のお話をいただきました。
今回点検したのは白と黒のツートンの外壁が素敵な、築10年ほどの戸建ての住宅です。まず、家の外壁チェックをしました。 最初に見たのは外壁のサイティングボードの継ぎ目であるシーリングです。築10年ということですが、シーリングが劣化し硬くなってきていました。その状況で見つけたのが以下の場所のシーリングです。
サイディングボードとシーリングの接着が切れてしまっている箇所が見つかりました。ここからは雨水が建物内部へ入り込んでいってしまいます。それがすぐに雨漏りということにはなりませんが、こういった箇所を点検で発見した場合はメンテナンスが必要という重要なサインになります。 その他も窓の下のサイディングボードに反りが発生しており、その部分のシーリングは破断し内部が見えてしまう状態になっていました。
こういったシーリングの劣化の原因は、家が動くこととシーリングの劣化です。家は揺れでも動きますし、寒暖差で膨張収縮を繰り返します。そのクッションとして存在しているのがシーリングです。このシーリングが劣化し硬化してしまうとシーリングがはがれてしまったり、破断してしまったりということに繋がります。 自分でもできる簡単な補修として、ホームセンターなどで販売されている外壁用のコーキング剤(変成シリコン)での補修も実演を行いました。
次に、バルコニーの点検を実施しました。すぐにアナウンサー方が気づいたのが床の塗膜の剥離です。ベランダの塗膜の剥離はシーリングの劣化と違い、応急処置の方法がありません。なぜなら既に剥離している状態で応急処置(塗って)をしても、元々あるものがくっついていないので、その下からまた剥離して…という状態になってしまうためです。
劣化のメンテナンスとしては、10年が目処ですが、4、5年でも劣化はするので、割れてきたなと思ったら専門の方に相談をするなどが望ましいです。 雨漏りになる前に点検を実施し、メンテナンスが必要な箇所を早く察知し適切なタイミングでメンテナンスを施していくのが家を長持ちさせるポイントになります。シーリングの劣化や塗装面の剥離をご自身の家で発見したら専門家に早めに点検、診断を実施してもらうことをおすすめします。
ヤネカベでは、今後も住まいのための情報を発信していきます。 今回の【天気専門】ウェザーマップYoutubeチャンネル『築10年のお家を雨漏りチェックしたらヤバかった(池田沙耶香)』全編はこちらになります。是非御覧ください。