足立区の屋根カバー工法・シーリング施工・付帯部塗装の施工事例
お問い合わせのきっかけ
M様はバルコニーに屋根の破片が落ちており、覗いてみたところ屋根が剥がれていたのが気になり、メンテナンスの検討をしていたところ、ヤネカベと出会いました。M様邸の屋根は抄造法の屋根であることがわかりました。抄造法とは、1〜2mmの厚さの板を重ねて加圧成形する施工方法で、もともと吸水に弱いという弱点があります。この技法を用いて外壁を作ると、隙間から水が入り込んで、表面が剥がれてしまうことがあります。M様が見た屋根の破片はこれによるものかと考えられます。
外装劣化診断の結果概要
ヤネカベで診断をさせていただいたところ、スレート瓦が層間剥離を起こしておりかなり劣化が進んでいる状態でした。また、水を吹きかけると防水性が切れていたり、棟板金の釘抜けが発生したりしておりました。外壁もシーリングをはじめ劣化が進んでいました。
ご提案内容
屋根はカバー工法(遮熱性・断熱性に優れたスーパーガルテクト/色:シェイドチャコール)をご提案させていただきました。外壁はリーシングの打ち替えと付帯部の塗装でメンテナンスを行いました。
工事内容
屋根重ね葺き・外壁塗装
工事詳細
- 地域
- 東京都足立区
- 使用材料
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屋根重ね葺き
- アイジー工業
- スーパーガルテクト
- Sシェイドチャコール GT3-711
屋根重ね葺き詳細
- 施工前
- 施工後
屋根重ね葺き詳細
- 施工前
- 施工後
屋根重ね葺きの診断結果詳細
水を吹きかけると防水性が切れていました。全体的に劣化が進んでおりスレート瓦が層間剥離を起こしていました。 棟板金は釘抜けが発生しており、経年劣化が進んでいました。
屋根カバー工事
まずは高圧洗浄をします。その後、既存の棟板金を撤去して防水シートを貼り、雪止めを新設しながらガルバリウム鋼鈑の金属瓦を葺いていきます。棟板金は防水テープを貼り、下地タフモックを固定します。棟板金・換気棟を新設します。天窓の窓枠のシーリングを打ち替え、 棟板金にシーリングを打設して完成です。
外壁塗装詳細
- 施工前
- 施工後
外壁塗装詳細
- 施工前
- 施工後
外壁塗装の診断結果詳細
外壁のシーリングが劣化し、断裂してしまっている状態です。
シーリング補修
まず初めに劣化したシーリングを撤去し、清掃作業を行います。 その後、プライマーを塗布します。プライマーには下地材とシーリング材の密着性を良くする効果があります。 プライマーを塗布したのち、シーリングを打設してヘラで密着するように抑えて完了です。
鉄部・付帯部塗装
付帯部を塗装します。 まずケレンを行い、錆止めを塗ってから上塗り2回で仕上げました。
屋根重ね葺き・外壁塗装の施工が完了いたしました
ヤネカベより一言
今回は工事をお任せいただきまして誠にありがとうございます。元々屋根が剥がれており、ご心配だったかと思います。今回はしっかりと耐久性の高いガルバリウム鋼板で屋根をカバーしておりますので、今後ともご安心していただけると思います。今後とも末永いお付き合いを宜しくお願いいたします。
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