埼玉県川口市の屋根ノンホールカバーと外壁塗装の施工事例
お問い合わせのきっかけ
K様のお宅は約築30年ほど。メンテナンスをご検討されていました。診断をさせていただき、屋根と外壁のメンテナンスを行うことになりました。屋根はノンホールカバー工法。外壁は塗装でのメンテナンスを行いました。
外装劣化診断の結果概要
屋根の診断では、防水性の低下による劣化が多々見受けられました。霧吹きで吹き付けた水が染み込んでいってしまう・苔やカビが発生しているのがそうです。また、棟板金やケラバ板金では、釘が抜けかけているのがわかりました。金属の性質上、昼間に太陽の熱などで膨張し、夜の冷えによって収縮することで起こります。棟板金が膨張するときは釘も一緒に外に引っ張られますが、収縮するときは板金だけが収縮するため、釘が少しずつ緩んできてしまうのです。
外壁の診断では、構造クラックやチョーキングの発生が見受けられました。構造クラックとは、クラックの幅が0.3mm以上、深さが5mm以上の場合の呼び方です。建築物の壁や基礎部分に生じるひび割れの一種ですので、放置すると基礎の強度が低下してしまう恐れがありますので注意が必要です。
ご提案内容
屋根材(スレート)には、今回は重ね葺き工事(屋根材にはシーガードを)をご提案いたしました。シーガードでの施工は、従来とは違って『屋根に穴を開けない』工法で、専用の強力接着剤で張り合わせて施工を行います。また、耐候性に優れていて長期的に塗り替えが不要と言われています。
外壁材(モルタル)には、SIAA取得の防菌性・防カビ性・調停汚染性・超親水性・透湿性に優れたグラレボでの塗装をご提案いたしました。SIAAとは、抗菌製品技術協議会が制定した抗菌のシンボルマークで、基準を満たした製品に表示が許可されます。(防カビ性・安全性・適切な表示)
工事内容
屋根重ね葺き・外壁塗装
工事詳細
- 地域
- 埼玉県川口市
- 使用材料
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屋根重ね葺き
- オークマ
- シーガード
- グリーン
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外壁塗装
- ジオテクト
- グラレボ
- ピスタチオグリーン G1416
屋根重ね葺きの診断結果詳細
防水性の低下による劣化や板金の釘抜けが見受けられました。
屋根のノンホールカバー工法
高圧洗浄を行なった後に、棟板金のシーリング補修・ビス打ち替え、ケレン作業(雪止めも)を行なって錆止めを塗布してから屋根を重ね葺きしました。
外壁塗装詳細
- 施工前
- 施工後
外壁塗装詳細
- 施工前
- 施工後
外壁塗装の診断結果詳細
構造クラックやチョーキングが発生していました
シーリング施工
古いシーリングを撤去してから新しいシーリングを打設して施工しました。
外壁塗装
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで仕上げました。
付帯部塗装
雨樋、雨戸、庇、換気フード、笠木、瓦棒の下屋を塗装しました。
屋根重ね葺き・外壁塗装の施工が完了いたしました
ヤネカベより一言
この度は工事をお任せ頂きありがとうございます。今回、屋根・外壁塗装工事を行いました。屋根はノンホールカバー工法を使いスレート瓦への負担を抑えるメンテナンスを行いました。今後ともお付き合いの程よろしくお願い致します。
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