松下電工 レサス シルバス
塗装してはいけない屋根材

自分の家の屋根材に松下電工のレサスが使われていたら

塗装してはいけない屋根材のまとめを下記にしています。 そちらを読んでから本記事を読んでいただけるとより理解が深まると思います。

塗装してはいけない屋根材まとめ記事

もし、新築した時の図面や仕様書があり屋根材に松下電工(現在はケイミューに統合)のレサスやシルバスが使われていた場合はすぐに屋根の調査を行うことをおすすめします。
思わぬ事故につながる可能性があり、屋根材の割れた破片の落下などがあります。

レサスやシルバスが使われていたらまずは屋根の調査。
さらに、その調査の結果から適切な施工を行うことをおすすめします。

松下電工 レサス で
よく起こっている不具合

  • ひび割れ
  • 欠け
  • 反り上がり
  • 破片の脱落

レサスはノンアスベスト屋根材として初期段階に販売された商品になります。1999年から7年弱販売されました。築10年せずに劣化が顕著になります。経年によってクラックが数多く入ります。また、気をつけていただきたいのが外部要因で割れが激しくなるということです。
例えばヒョウが降ったりすれば割れが激しくなります。また、良かれと思って屋根の診断などを頼んで屋根の上に人が上がる際にも細心の注意が必要です。

端が割れれば破片となり落下の危険性が生まれます。落下したものが人や車、隣人宅に当たればそれこそ事故になってしまいます。

また明らかなクラックとは別に微細なヘアークラックが入ることも特徴です。これはかなり近くで見ないと判別がつかないものも多いです。このヘアークラックが大きくなると目視できるクラックになります。

松下電工 シルバス で
よく起こっている不具合

  • ひび割れ
  • 欠け
  • 反り上がり
  • 破片の脱落

シルバスはレサスの上位商品として販売されたものです。しかし、販売開始から終了までの期間が短く3年弱となっています。 レサスと同じ不具合、危険性があるものです。塗装は出来ない屋根材と判断してもらえれば間違いないと思います。

お客様の家に松下電工のレサス、シルバスが使われていた場合

屋根のメンテナンスを行うわけですが、松下電工のレサス、シルバスが使われていた場合は容易に屋根の上に上がることが出来ないというのが最も気をつけなくてはならない点です。施工する側としては、使っているものがレサスやシルバスとわかっていればあまり問題ないです。
問題なのは目視した段階で目立つクラックがない状態での現場調査です。屋根の上に上がって目視、診断などをする場合には細心の注意ができる業者に頼むことが大事です。

レサス、シルバスどちらであっても塗装は出来ません。施工方法としてはカバー工法か葺き替えになります。

その他の注意点はニチハのパミールと一緒です。下記からご確認ください。

ニチハパミールのページのお見積を
複数取る際の注意点

冒頭で書かせていただいた通り、屋根材に松下電工(現在はケイミューに統合)のレサスやシルバスが使われていた場合はすぐに屋根の調査を行うことをおすすめします。思わぬ事故につながる可能性があるからです。屋根材の割れた破片の落下などの可能性があります。

自分の家にレサスやシルバスが使われていたらまずは屋根の調査。さらに、その調査の結果から適切な施工を行うことをおすすめします。
松下電工(現在はケイミューに統合)のレサスやシルバスが使われていた場合、早く適切なメンテナンスをすることをおすすめします。

しかし、その見極めはプロの診断が必要です。
ヤネカベでは有資格者による映像診断を行っております。屋根のメンテナンスをお考えのかたは是非お気軽にご相談ください。
必要に応じてヤネカベ映像診断をさせていただきます。

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